Picture Book
絵本紹介
おちばに
落ち葉に隠れているのは、だあれ?
てんとう虫、トカゲ、はりねずみ……。
音とリズムで楽しむ、秋の生き物さがし絵本。
読んだあとは、本物の落ち葉をめくりたくなります。
Picture Book
絵本紹介
落ち葉に隠れているのは、だあれ?
てんとう虫、トカゲ、はりねずみ……。
音とリズムで楽しむ、秋の生き物さがし絵本。
読んだあとは、本物の落ち葉をめくりたくなります。

『おちばに』は、色とりどりの落ち葉のなかに隠れている生きものたちを、
楽しいオノマトペとともに見つけていく秋の絵本です。
落ち葉のなかから「ぶんぶんぶーん」と飛び立つ、てんとうむし。
「さささささー」と歩いていく、トカゲ。
「かささか ごそごそ」と音がしたかと思えば、はりねずみがむくっと顔を出します。
さらに、木の実を夢中で食べるりすも登場。ページをめくるたびに、
「落ち葉のなかには、今度はだれがいるのかな?」という発見の楽しさが広がります。
そして最後に、びゅ〜っと風が吹くと、落ち葉の下で気持ちよさそうに眠っていたきつねの姿が……。
物語の終わりには、秋色に染まった美しい落ち葉の絨毯が、見開きいっぱいに広がります。
そこにはひっそり隠れてる生き物たちがいますよ。
親子で一緒に探してみてくださいね。
秋の自然、生きもの、落ち葉遊びの楽しさを、目と耳でたっぷり味わえる一冊。
親子で言葉のリズムを楽しんだり、落ち葉の下にいる生きものを探したり、
秋のお散歩へ出かける前後に読んだりと、季節を感じる読み聞かせ絵本として楽しめます。
読み終えたら、ぜひ親子で外へ。
落ち葉めくりや、どんぐり・松ぼっくり拾いなど、秋にしかできない遊びを五感で楽しんでみてください。
夏の重たい空気が、秋になるとふっとほどけていきます。 日が暮れるのが少しずつ早くなり、
どこか寂しさを感じる一方で、涼やかな風が吹きはじめ、木々は黄色や赤に染まっていく。
やがて地面には、色とりどりの落ち葉の絨毯が広がります。
そんな秋の景色に出会うたび、私は娘が自分の足で歩けるようになって迎えた、最初の秋を思い出します。
靴を履くと、ちょっぴり得意そうな顔で歩き出した娘。公園に積もった落ち葉を踏みしめながら、力強く一歩、また一歩と進んでいきます。
足元から聞こえる「カサカサ」という音を楽しんだり、しゃがみ込んで葉っぱをめくり、その下にいる虫を見つけて喜んだり。
もう何十年も前のことなのに、黄色や赤に色づいた葉っぱを見ると、あの日の光景が今でも鮮やかに蘇ります。
季節の移ろいの中で出会う音や匂い、肌で感じる温度——
そんな五感の記憶は、いつまでも鮮やかに残っていくものなのかもしれません。
子どもたちにとっても、秋はたくさんの発見にあふれた季節です。
風の音、落ち葉を踏む音、葉っぱの色や形、手で触れたときの感触。
そして、落ち葉の間から姿を現す、小さな生きものたち。
大人が何気なく通り過ぎてしまう景色のなかにも、子どもの目には、きっと不思議で面白いものがたくさん映っているのでしょう。
大人になると、虫が苦手になってしまう人も多いかもしれません。
けれど、好奇心いっぱいの子どもたちにとって、小さな生きものとの出会いはかけがえのない発見のひとつ。
じっくり観察してみると、大人も忘れていたその美しさに、ふと気づかされることがあります。
『おちばに』では、落ち葉のなかから、てんとうむしやトカゲ、はりねずみ、りす、きつねが次々と姿を現します。
子どもが見ても楽しめて、何度も開きたくなる美しい秋を絵本にしたい。そんな思いから、
繰り返しの言葉と親しみやすいオノマトペを使い、ページをめくるたびに、わっ!となるような構成にしました。
「だれがいるのかな?」 「どんな音がするかな?」 「これは、何をしているのかな?」 読み聞かせをしながら、
絵のなかに隠れた生きものを親子で探したり、見つけたものについて自由に語り合ったりしてほしいと思っています。
まだ言葉をうまく話せない小さな子とも、指差しや表情を通して、一緒に発見する喜びを味わってもらえたらうれしいです。
そして、絵本を読み終えたら、ぜひ落ち葉の積もる場所へ出かけてみてください。
落ち葉を踏んで音を鳴らしたり、いろいろな形の葉っぱやどんぐりを拾ったり、小さな生きものを探したり。
絵本のなかで出会った音や色を、今度は本物の秋のなかで見つけられるかもしれません。
美しいけれど、あっという間に過ぎてしまう秋。
その短い季節を、子どもたちと一緒に五感いっぱいで味わってほしいと思います。
てんとう虫やトカゲなど、落ち葉のしたから次々と生き物が登場します
読んだあとは、落ち葉めくりやどんぐり拾いに出かけたくなります
「なんだろうね」と話しかけながら、親子の会話が広がる一冊です
季節感あふれる美しい絵本で、お部屋に飾りたくなる一冊
秋のお散歩前に読むと、お散歩時間が楽しくなります